ハンドルコントローラスタンドDIY by イレクターパイプ

実際のゲーム使用映像
何故自作したのか
- 安さ
- スペース 3.5畳という部屋の狭さ。
メリット
- 安い
- 好みのサイズで作成可能
- 好みにカスタマイズできる
デメリット
- 思ったほど安くはない(正規品を買うよりかは安い)
- 設計が面倒(好きならば問題ない)
- 手軽には位置調整はできない
- 場合によってはパーツの購入が面倒(海外から輸入する必要があったり)
- 正規品のほうが信頼性はある
機材一式紹介
- PC
- モニター
- ハンコン
- ペダル
- シフター
- スピーカー
- キーボード
- マウス
- webカメラ
材料・費用紹介
- イレクターパイプ
- ジョイント 位置、高さを変更できるように、接着はせず、メタルジョイントで対応
- ディスプレイホルダ
- 板 自作して、ペイントまでしてある。 ハンコンの反動でメキメキと音がなる。
- フロアマット 余ってたものを使用したが、おそらくニトリで購入
必要・あると便利な工具
- 六角
- ラチェットレンチ
- パイプカッター
材料と費用
イレクターパイプ関連
パイプ
※ 全てΦ28(太さ)を使用しています。
サイズ | 個数 | 備考 |
---|---|---|
1200mm | 2 | |
900mm | 2 | |
600mm | 8 | |
550mm | 2 | 600mmをカット |
430mm | 2 | 450mmをカット |
400mm | 2 | 450mmをカット |
300mm | 3 | |
150mm | 2 | 300mmをカット |
130mm | 2 | 300mmをカット |
ジョイント
種類 | 個数 | 型番 |
---|---|---|
メタルジョイント | 20 | HJ-1 |
メタルL 型ジョイント | 4 | HJ-2 |
ヒンジジョイント | 4 | HJ-8 |
クロスジョイント | 1 | HJ-6 |
プラL | 2 | J-5 |
ゴムキャップ | 12 | J-110 |
板取付け用(パイプはめ込み) | 12 | J-46 |
板取付け用(パイプ通し) | 4 | J-102B |
パイプ接続 | 1 | J-147 |
その他
- ディスプレイホルダ 1
- ビス(板と部材をつないで板を貫通しない長さ)
- ボルドとナット(ディスプレイ用)
板
幅 | 長さ | 個数 | 用途 | 備考 |
---|---|---|---|---|
140mm | 500mm | 2 | PC台 | 1×6材 |
184mm | 740mm | 1 | ハンコン用 | 1×8材 |
89mm | 740mm | 1 | スピーカー用 | 1×4材 |
184mm | 200mm | 1 | ディスプレイ用 | 1×6材 |
組み立て工程
ここで一つ一つの工程を追っていくのは辛いので、動画を見ていただけると助かります。
PC台
私の環境でのみ必要になったため、作成しましたが、PC設置スペースには困らない人には不要なもの。 むしろ、私と同様の作りにすると、PCのメンテナンスが面倒になります。
以下、PC台の上にPCを置いたところ。 PCの前には、後述するディスプレイホルダがあります。
PC設置台には、以下のような部品で板を取り付けてます。
部品に板を、木ネジで取り付けます。
PCの設置
ディスプレイホルダ
背後にPC設置スペースを設けたため、通常よりも複雑な作りになってます。通常は、こんな作りにしなくてもいいかと思います。
また、現状の作りだと、少なからず木材の加工が必要となります。
DIYをやってる人には簡単かもしれませんが、木材を切ったり穴開けたりの経験がない、工具がない場合は、ちょっとハードルが上がります。
そのため、ここは見直し中です。
完成図。
動画を見ていただければわかるかと思いますが、このディスプレイホルダは、背後のPCメンテナンス用に、開閉します。
板とパイプを固定するための部品を板に取り付けます。
ディスプレイの重さによりますが、木ネジのみだと耐荷重が不安だったので、一部、板を貫通させて、ボルトとナットで部品と板をつないで固定してます。
ハンコン設置台
動画とは異なる部分です。 当初は板に設置していましたが、テーブル用のクランプだといくらきつく締め上げても、フォースフィードバックの影響でハンドルコントローラがズレてました。また、板は当然木材であるため、フォースフィードバックの反動がキツいときなど、「メリメリッ」とか「ペキッ」とか木材が軋む音がしていたので、気が気じゃありませんでした。
そのため、何とかならないものか方法を模索していて、それを解決してくれたのが、この部品です。
元々、パイプに板を取り付けるための部品のようです。 現状、私が使用しているT300RSには、裏面に、ボルトをねじ込める穴があります。(市販のハンドルコントローラスタンドでは、ここの穴にボルトを入れて固定するようです。)
その穴と、このフラットサドルをボルトで固定すれば、ハンドルコントローラをパイプに取り付けることができました。
ちなみに、このフラットサドルは取り寄せ専用製品とのことなので、店頭には置いていません。 お店で取り寄せてもらうか、モノタロウなどで購入する必要があります。
「M6 × 20mmの六角穴付きボルト」 を使用して、フラットサドルと、Thrustmaster T300RSの底面にあるネジ穴でつないでます。
今思えば、もしかしたらこちらのタイプのものでもパイプには固定できたのかもしれません。
しかしながらこちらのタイプは、パイプをホールドするわけではなく、あくまではめ込むだけで、フォースフィードバックの反動でズレる可能性があります。
シフター、ハンドブレーキ設置
こちらも動画とは異なる部分。
ハンドルコントローラと同様に、板にテーブルクランプで固定していたため、ハンドルコントローラの設置方法変更に伴い、こちらも変更しました。
ただ、この変更は、fanatecのシフターには適用できますが、thrustmasterのTH8Aには適用できません。 TH8Aは、板状の物に取り付ける仕様となっているためです。
fanatecシフターの場合は、ハンドルコントローラと同様、フラットサドルを使用します。
fanatecのシフターは、元々取付け用のネジが付属しているので、それでフラットサドルと連結できます。
この、フラットサドルを取り付けている横のパイプは、こちらで縦のパイプとクロスさせて取り付けてます。
シフターと連結させているハンドブレーキを引いたり、シフト操作をしていると、1本の横パイプのみでシフターを固定した場合、クロスジョイントをいくらきつく締め上げても、クロスジョイントを軸にして回転してしまうため、上下2本横パイプを使用して固定しています。
ペダル設置
どっしりと重量があり、フルブレーキング時にもペダルが動かないのであれば不要かと思います。 フルブレーキング時にペダルがズレてしまう、ペダル自体に角度を付けたい場合などに作成すればいいかと思います。
ペダルを設置したところ
ペダルを取り外したところ
ペダルとパイプの固定には、こちらを使用してます。
赤丸で囲ってある箇所に取り付けてます。ペダルの裏側です。 画像では3箇所ですが、実際は4箇所につけてます。
こんな感じで、ボルトとナットで固定してます。
こちらが、部品をパイプにはめ込んだところです。