未経験からITエンジニア(プログラマ)に転職しました@福岡 – vol.5 ~転職活動準備編~

転職活動を意識して勉強する
Javaの勉強、Webアプリケーションの勉強とやってきて、技術を学ぶことが楽しくて私はつい忘れてしまっていましたが、最終目標は、
「転職すること」です。
実際に転職するためには、何を身に着けておかなければいけないのか、何をすればいいのかを明確にして勉強を進めていくと、ブレることなく、 転職への最短距離を進めるかと思います。
独学する場合はもちろんのこと、何かしら講座を受けて勉強するにしろ、現職で働きながら、自分の時間を削って勉強することになるかと思うので、 ここは効率よく進めて、現状から早く脱出できることが一番かと思います。
ちなみに自分の場合は、プログラミングの勉強を始めてから、転職するまでに3年近くかかってます笑 途中で自分の意志がブレてしまったりだとか、住宅ローン組むために現職を辞めれなかったりとかがあったので、 結構時間がかかってしまいましたが、ゴールを定めて本気で取り組めば、未経験からでも1年以内で転職はできるのではないかと思います。
勝手な所感ですが。
転職する際の武器
どの業界でもそうですが、転職する際は、経歴書、面談などで実力を問われます。
若い年齢(20代前半〜20代後半)であれば、将来性を見越して、技術力のフォローは自社でやるとして、 面談では人間性を主に問われる、ということもあるかもしれませんが、私が転職したのは33歳だったので、 もう将来性なんか期待できない年齢です。やはり、主に即戦力の程を問われる場合が多いと思います。
しかしながら、IT業界へ初めての転職となると、経歴は当然ありません。
プラス、「情報系の大学卒」を求人条件として掲げている会社も結構あるので、門はかなり狭まると思います。
「情報系の大学卒」の方であれば、そもそもIT業界への転職に困らない気もしますし。
求人に応募可能なのは「未経験でも可」という、数少ない求人に絞られます。
なので、数少ない的をなるべく射抜けるよう、転職活動の準備は万端にしておくべきでしょう。
具体的に言うと、自分をプレゼンできる資料、もしくは自分の実力を証明できるものになります。
私は以下を準備しました。
- IPAの資格取得(基本情報、応用情報、情報セキュリティスペシャリスト)
- 自分で作成したWebアプリケーションの公開
あと、細かいところまで入れれば、面接の練習です。
上記に限らず、自分の実力をアピールできるものであればいいと思います。
昨今では、「githubで自分のソースを公開する」という方法もありだと思います。
とにかく、自分を転職希望の会社にアピールすることが重要になります。
NGな人材
余談です。
自分の数少ない経験ですが、大手転職会社による「転職フェア」に参加したことがあります。
各業界の大企業、中小企業を問わず、20社程度が出展している合同会社説明会のようなものです。
福岡だと、博多駅近郊で開催されることが多いです。
業界入りたてのペーペーだったにも関わらず、幾度か面談員として参加したことがあります。
いろんな方を面談していて感じたのですが、業界に興味を持っている方はたくさんおられますが、 実際に転職するために何か勉強しているという方は少ないようです。
「何か個人で勉強してたりしますか?」という質問に対して、 「したいとは思っているんですけど、時間が無くて」とか、 「何から勉強すればいいのかわからなくて」という方がほとんどです。
正直、これでは転職は厳しいと思います。 中には、現職の内容で、それなりの実績があれば、この業界に転職しても頑張ってくれるんじゃないかと感じさせてくれる方もいますが、ごく稀です。
やはり、転職したいと考えているのであれば、独学ででも勉強はしておくべきです。
「時間が無い」のではなく、「時間が無い」と自分に言い訳しているか、 「時間が無い」のではなく「時間を作ってない」だけだと自分は感じます。
また、「何から勉強すればいいのかわからない」という方ですが、 今はネットで調べればいくらでも情報は出てくるので、この答えはお話にならないレベルです。
全く未経験の方を雇って、時間とコストをかけて0から育ててくれるという、 余裕のある会社はなかなか無いですし、自分から目標に向けて努力をしていない人に 会社が魅力を感じるわけはないです。
この業界は、新しい技術がどんどん出てくるので、少し情報収集を怠ると、 知らないことがどんどん増えていきます。 2年前は最新だった技術が、今では古くて使えないなんてこともざらにあります。
なので、自分から進んで学ぶ姿勢が無い方は、苦痛でしかないと思うので、 辞めておいたほうが無難かと思います。
転職準備の具体的な話
上記で自分が準備した資格、Webアプリケーションの具体例については、次回以降でお話したいと思います。
準備万端にしてあるからといって、確実に採用をもらえるわけでは決してありませんが、 やる気も十分伝わるでしょうし、確率はかなり上がるのではないかと思っています。
以前お話したかと思いますが、福岡界隈でJavaの案件は結構あります。 しかも、Javaのエンジニアが不足しているという話を、よく聞きます。
ベンチャー系の新しいことをガシガシやってる、スマホのゲームアプリを作っているような会社に転職。というのは難しいかもしれませんが、 業務系のWebアプリケーション開発を請け負ってやってる中小企業のほうが、福岡界隈は確実に多いと思うので、 そういう会社には確実に受けがいいはずです。